数年後の自分のための感情文

感情をバックアップするんだ

劇団朱雀 復活公演(東京)

解散公演から5年。
絶対復活するのは信じてたけれど、本当に復活で、また観ることができた現実がちょっと信じられなくて神に感謝したくなりますね。


しっちゃかめっちゃかな書き方してます。
語彙力がない。語彙力あったら絵なんて描いてないんだよ…。

 

 

セトリ

☆日替わり

  • 一部

暗夜の心中立て
歌麿
☆恋曼荼羅/夢芝居/色が舞う
曼珠沙華
かもめが翔んだ日
天城越え/春よ、来い/雪月花/月の船/糸/ワダツミの木
夜桜お七

 

  • 二部

☆火のないところに男は立たねぇ
☆安兵衛駆け付け
遠州森の石松

 

  • 三部

MATA(C)TANA
お祭り忍者
東京ドンピカ
狂わせたいの
あゝ無情
歳々年々
Fire Bird
光明

 

 ※入った日

11/27 夜
12/7  昼・夜
12/8  昼・夜
12/15 夜(東京千穐楽)

 

 

▼11/27夜


一部日替わり
・恋曼荼羅
天城越え


暗夜の心中立て
出だしこれって強すぎて幕開いた瞬間「13000円!!!!」て叫んじゃった。開始5秒で元取ってる。(6500円ですよこの舞台)
肩貸しがゆっくんなのすごい…好きですね…。

何回か観てると錫杖二人組がツボってしまってそこばっか見てた笑
桃さんの錫杖芸(芸?)、あまりにも「突いて殺す」すぎておもしr…格好いいんですよ。
隣の祐也くんはなんかこう、錫杖着いた時ぽよんぽよんしてるのがおもしr…かわいいです。
対称的すぎる笑


歌麿
歌麿毎日観れるのすごいな…すごいな?
FINALのときはじめて歌麿観れて死ぬかと思ったことをしみじみ思いだしちゃう。
いやあ…何度観てもこの"""情念"""最高ですね。


・恋曼荼羅
これ後で書きます。これ…好きすぎて毎度死ぬ。2回しか見れなかったな。


曼珠沙華
笠を取っての見栄切りかっこよすぎて「は~~!」てなってしまう。
全体的に渋めの緑の着物に、半襟と扇の赤が映えててす、すき~~~~~ッ
陽之介さんの扇の回し方、すっごい、柔らかくて好き。
なんとなく兄弟とは違う気がするんだよなあ。柔らかくするするすると回ってるんですよね…。

 
かもめが翔んだ日
奈々さん~~~♡とか思ってたのにサビで謎集団乱入するから死んでしまったwww
ここでこれ入れてくるのずる過ぎるwww
やたら創さんの笑顔と桃さんの「スンッ」て顔に目を持っていかれますww


天城越え
歌麿天城越えだとマジで「情念の日!」って感じがしちゃう。
あんま天城越えやらなかったですね。

 
夜桜お七
「赤い鼻緒がぷつりと切れた」のとこ、一拍後に足をトンとするのが好き。
なんだろうねあの美しい拍の取り方。
(全然関係ないけど、いざというとき鼻緒結べるようになってた方がいい気がする…とわけのわからない感情を覚えてしまう。結べないわ。これも関係ないけどこないだ家出たら草履の底が抜けて爆笑した。鼻緒が切れたレベル越えてる)

2番の紅を引いたあと鏡を伏せる動作と、胸元に手を入れるところがえっちすぎる。
未亡人と愛人の顔してる。
ABメロあたりはそういう少ししゅんとした歌の内容と表情なんだけど、サビ入った途端「まあ全員祟り殺したんだけどね!!」ってなるの好きすぎて楽しいんですがw
特にラスサビの群舞になるところ、完全に「周りの敵を倒さないと攻撃が届かないボス。ただし周りの敵は何度でも沸く」状態。
ものすごい弾幕撃って来そう。

 

二部:安兵衛駆け付け

初日は火消だったのでまぁ別のだろうなと思い、やはり安兵衛でしたね。
安兵衛初日の安兵衛さん(ややこしい)、2回目に見たときに比べて酔っぱらい方がえげつなかったというか、「大丈夫かwww」ってレベルだった笑
2回目の方がもう少し酒を控えた感じ。

王道なお話だけど笑いの要素てんこ盛り、人情、そして「やっぱしゃんとしてるのかっこいいいいい」というギャップ萌え要素があって楽しいお話です。
しっかし安兵衛さんがまぁまぁわかりやすいキャラの分、ゆーけんの意味不明なキャラがめっちゃ可愛い。
ゆっくんのやる役って意味不明な分かりにくさが一周回って分かりやすいって感じ多くないですか好きなんですけど????????????

キー坊が手ぬぐいを自分のために敷くところ、めっちゃめちゃ「トミーさんの芝居だああ!」って思って大好きです。
なんだろう、あの変な間の取り方というか…「うっ?おっ、ウウン!?!?www」みたいな笑

格好よく高田馬場に走り出すかと思いきやマキバオー(しかもちゃんと替え歌)しちゃうのあまりにも馬鹿を本気でやってて好きすぎる。
成人男性の本気走りについて行ったおかえさんやばないか?????????

 

▼12/7昼


一部日替わり
・夢芝居
・雪月花


雪月花…!観れた~~!
最終的に東京は6回入ったんですが日替わり物は月の船だけ観られなかったなあ。
解散前も、もともとそんなに沢山行ってないし割とマチソワ同じものに当たること多かったので、今回「これが噂の…!」て言うものが沢山見れてほんと嬉しい。

 
二部:安兵衛駆け付け

▼12/7夜


一部日替わり
・夢芝居
・糸

 

・糸
まず、まず糸をね、やったのがね、もうね、死んじゃったよね。
BUMPの亡霊は滅びぬ。何度でも蘇るさ…。
直後に夜桜お七やるからお着物変わらないのはちょっと残念だけどこれはこれで可愛いからいっか!いっか!!
町娘というか、庶民的な縦縞の緑のお着物かわいいです。
大体同じ振りだけど、曲によって帯に挟んだ羽織を使うときと使わないときがありますね。
下手で、首をかしげてほほ笑むところ、最高に可愛くって髪の毛吹っ飛んでしまった。
丁度視線の位置らへんに座ってたもんで…。
こればかりは流石に「視線合った!」って思っちゃったよ!!!

 

二部:火のないところに男は立たねぇ

前2公演で確立100%安兵衛だったのでここで火消し観れてよかった笑
のっけから純度100000000000%の中島かずきの原液をフルスイングぶっつけられて死んでしまった!すき!声に出して読みたい日本語!!!!声で聞きたい日本語大賞堂々の第一位!!!!!!!!!!!!!!!!!
次郎吉の登場が上だったのでにせ皿の播磨様を思い出しちゃった人、沢山いたよね????

かずき脚本、本当に好きだな…。
軽妙でいて王道、義理と人情と格好良さに皮肉も一味。そして後味すっきり。
これが「劇団朱雀復活公演の為に書き下ろされた」というのが本当にじんわり来ちゃう。
当て書きの名手が、他ならぬ「劇団朱雀」を使って書いたホン。
私は早乙女さんちは兄弟揃った時の威力というかそういうの大好きなんですが、今まで「兄」と「弟」だったのが「W主演」になっている感じなのがとんでもなく好きだ。
ていうかもういっそ火消しは忠助が主人公だもんな。
次郎吉はドラえもんの位置だもん。
胡瓜さんがブログで「次」という名前の意味について書いているのを読んで「ああああああ~~~~~~~~SUKI」と天を仰いでしまいました…。

http://dramatic9ri.hatenablog.jp/entry/sujaku-returns
そう、名付にあんだけ意味を持たせるかずきが、わざわざメイン3人に与えた字が「次」……死んじゃった。

それにしても半次と忠助のうるさい見栄切り(笑)シーン、好きすぎてしんどい。おなか痛い。
あそこ、他ならぬ太一くんがツッコミ役(?)で、んで拍子木とハンチョウかけ始めるのが最高すぎてね!!!
「もうやっちゃいましょ!!」のいい方すっご好き笑
太一くんのコメディっぽいのって、やっぱり朱雀が一番観れるとこじゃないですか。
外部公演だと(特に新感線だと)めちゃくちゃな業を背負ってるし。(それ大好きだからそれはいいんですけどね!)
だからこそ、ハチャメチャでテキトーなのに格好いいみたいなキャラクターを他ならぬ中島脚本で出てきたという事実が…ありがとう神…世界は輝いているな…と思ってしまうんだよ。


あとなんといっても
「ゆうきっ!」「木村ッ 木村ァ↑ キムラ↓ キムラアア↑↑↑」って回を重ねるごとにトンチキになっていくの面白すぎた。
よく笑わないでできるねwwww

ラストも最後の最後だけノリにノって、兄弟二人でキリッてやるの好き。


この日は盛大なハプニングの連続でぐっだぐだでフォロワーに「いつものじゃないからいつものも観て欲しいよ!!」と言われました笑


半次を助けて逃げるとこの、忠助の立ち回り。
祐也くんが何故か侍の髷ではなく町人の髷をしている笑
それにすかさず突っ込むゆっくん
「お前なんで俺と同じ髷してんだ!?侍じゃないのか!?」
そっからぐっちゃぐちゃになってしまい、了くんがセリフ飛ばすわやること忘れるわで大変なことに。
脛に当てようと忠助が刀分回してるところ、本当は了くんが創さんを取り押さえなきゃいけないのに忘れて、ゆっくんが「お前が取り押さえなきゃだめだろ!!」とツッコミ
しまいには太一くんから「シュウチュウ!!」と活(笑

うるさい見栄切りのとこも普段は「木村!」なのに「シュウチュウ!」が入るし笑いすぎておなか痛いwwww

▼12/8昼


一部日替わり
・色が舞う
・ワダツミの木


・ワダツミの木
曲がエキゾチックというのか、南国っていうのかなので、見た目とのギャップが好きです。
他の曲に比べると少しだけ元気系(???)年下?に見える。

ところで元ちとせと言えば「春のかたみ」を踊って欲しいんですけどCDをプレボに突っ込んだらいいんですかどうなんですか???????????????????????????????????????
(もうずっと太一くんの薬売りさん見たいとか言ってるおばけなので…どう考えても見たいでしょ!?
分からない人は「モノノ怪」でググってください)

 

二部:火のないところに男は立たねぇ


▼12/8夜


一部日替わり
・色が舞う
・春よ、来い


・春よ、来い
いいなぁ…いいなあ…。
春が来るのを喜ぶ天女みたいな。
春が来ると逢える人を待っているみたいな。(春の神様と逢えるのかもしれないな
…)

曲自体の話なんだけど、ほんとこの曲のイントロ最高…。

 

二部:遠州森の石松
ずっと噂に聞いていて、観たことのなかった石松。やっと観れたよ~っ!
銀ちゃんの、あの巧妙な語り口とても好きだ。
これぞ「語り部」という感じがする。
俯瞰での「語り部」っていう立ち位置大好きなんですよ。
物語に介入しているけれど、物語に対して何かしてやることはないという不思議な立ち位置。
物語の最上位って作者=神なんだけど、語り部はその次に物語を支配してる。
ただし上に神がいるので「預かっている」に過ぎない。
というのが、面白いよな~~と思うのですよ。
その「預かっている」がためにできるとことは「ただ語ること」という銀ちゃんのあの佇まいがとてもよかった。
石松に話しかけられても、「進めてくれよお!」と言われてもそれをしてやることはできない。
語り部は神の意志に反することはできないんだ。

「馬鹿は死んでも治らねぇ」て言うけど、石松がそんなにも「馬鹿」だったかどうか、私にはわからない。
確かに馬鹿だったんだろうよ。人を信じすぎているし、お人よしすぎるし、あんまりもの考えて生きてないし…。
けむりじゃないけど、「正直者が馬鹿を見る」のはしんどいよなあ~。
「しんどい」をやらせると右に出る者のいない男、早乙女太一。しんどい~~~~~~~!


梅ちゃん竹ちゃんコンビがめっちゃ可愛い。最悪だけどw
あのままゾンビとして追っかけて来そうで気味悪くて好きw

それにしても奈々さんの啖呵がものすごく格好良くて痺れた~~~!!!


▼12/15夜(東京千穐楽)


運試しに当券並んでみるかあとか思ってたんですが、ありがたいことに譲っていただけました。
持つべきものは同士のオタク…拝みます。


一部日替わり
・恋曼荼羅
・ワダツミの木


27日行った振りに恋曼荼羅観れて至福。
6回入って2回しか当たらなかったんだもん!!!
やっぱこの曲のための振りだから、これが一番合うよね。
「行ったり来たり」の傘がすごく好き。
他の曲だと1番で終わっちゃうし全体的に「忙しい人のための」になっちゃってるんだもん~。
ゆっくんの薄紫のお着物すてきだなぁ~~~。
センターで傘を背に開いてゆっくり回るところが好き。

しっかし女顔の立ちは最高だな…最高だよ…。
表情が読めないというのか、生身に比べて人間っぽくなくなるからかな。余計に。
最高に「悪い男」って感じしないっすか????
はばからずに言うとえっっっっっち。色っぽい。むり。
簪芸、溜息ついちゃいますね。なんだあれ、考えた人はなに…???????
適当に言うと乙女ゲーでとんでもないスチルが出たみたいな衝撃。乙女ゲー全然やったことないけど。


二部:火のないところに男は立たねぇ

てっきり安兵衛だと思ってたんでびっくりした!
前半安兵衛多かったですが、後半あんまなかったんですねぇ。

ゆっくんのキレが半端なくて、脛あての時の刀ぶん回しがえげつなかった笑

創さん「殺陣は真ん中にいるやつが強いんだ!今お前真ん中にいるんだぞ!」
祐也くん「!」ドヤア
そしていつも以上にメッタメタにされるという笑

 

カテコ

前楽は皆さんの頑張りにより千本桜ラップが炸裂したと聞き、「絶対に拍手を止めてなるもんかい!!!」という決意のもとずっとし続けた千穐楽
私、完全に千本桜ラップ待ちだったんですよ!それをやると思ってた。
なのに曲ずっとかかったまま幕上がらないし、「えっ曲終わるけど…あれ…?」という雰囲気の中、「まだ帰らないの!?!?!」の太一くん影ナレ
これがさあ、この言葉がさあ、聞きたかったんですよ!!!
解散前まで、あんなに帰らなかった客が復活だとみんなすぐ帰っちゃうんだもん!!!!アレッ!?てなってたんだもん!!!!!!!!!聞きたかったのこれだよ!!!!!!!!
幕が上がって、またしたな衣装(簡易)で騒ぎ屋メンバーが控え、流れるshake hip!
復活の時、どうしても新幹線の都合で観られなかったこの曲がまさかここで観られるとは…死んじゃった。
で、で。
そのあともまだ欲しいよ!!と死ぬ気で拍手し続ける私たち。
影ナレで太一くんの「そんな元気ないけどぉ!?」という声。
上がる幕。閃光の中佇むシルエットが一つ。
現れたのは鬼神でした。

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ここでバッコミ出るだなんて誰も考えてなかったでしょこれ?????????????????????????????????
分かる人たちの恐ろしい悲鳴の中めっちゃくちゃやばいバッコミを観れて、悲鳴しか出なかった。
扇、刀、槍それぞれやってくれて、「さあどれで殺してほしい?じゃあ全部やりますね」ってのが聞こえたよね…。
ラストの毒霧含めてほんとに…この人どうなってるんだろうって頭真っ白になっちゃった。
これが平成に生まれた日本の宝の”今”…。

色々昔の記事遡ったらBUMPは1/12夜しかバッコミやってなくて、5年ぶりくらいで観てしまったという…。
(そして私杉田で弟のバッコミも観てるわ。もう全部記憶がすっ飛んでる。自分で書いた記事読んで「本当にこれ私観たんか????」て思っちゃったよ。
なんでもいいから記録しておくの大事ね。)

 

▼歳々年々、fire bird、光明について

 

私はBUMPで初めて「劇団朱雀」を浴びたので(正確に言うと神州天馬狭ではあるんだけど、あれは大衆じゃないしね)、ずっとずっとBUMPに憑りつかれていて。
胡蝶之夢→紫のゆかり、ふたたび→敦盛 という構成があまりにも好きすぎるんですよ。
で、FINALのも好きだけどやっぱBUMPの構成には敵わないなぁとかなんとか思っていたら、今回の、これ。
初見時、あまりにも心が震えてどうしたらいいかわかんなくなっちゃった。
平成の最高構成は胡蝶之夢→紫のゆかり、ふたたび→敦盛
だけど、
令和の最高構成は歳々年々→fire bird→光明
です。異論は認めんぞ。


・歳々年々
敦盛と同じく、Rin'が書き下ろしてくださった、曲。
出だしの大きく長い布を自在に操り、そしてそれを”被って抜ける”というの最高すぎないですか?
産まれ直しですよ・・・・・。死と再生。
それで現れるのが着飾らない己のみ。ただ纏うは”朱雀”なの強すぎる。泣いてしまう。決意じゃん。

「月日重ね」で5年を数えるのが本当に、好き。
あの手つきの重さ、5年という重み…それをひっくるめて自分の中に取り込む様なあの振り、好きすぎる。

ラスサビ前のものすごく回転するところ、綺麗で信じらんない動作でいつもぽかんとしてしまうよ。
そしてそのあと上手に向かうために布をぴんと整えるあの動作が好き。
なんだか柏手(かしわで)みたいだなと思うんですよ。
柏手って、その音によって邪を祓うみたいな意味あるんですけど、あれと同じような”音”に思える。
幻覚で色んなエフェクトが見えるし…。
動作の一つ一つから、花とか光とかふわって出ては消えて光の粒子になっていく幻覚…。


初見時、対になって現れるゆっくんに、本当に、冗談抜きで心臓がガタガタしてしまった。
なんなら落っこちてどっか行った感すらある。
まさかあんな美しい”対”を見れるなんて誰が想像できる???????
シンメトリーではないんですよ。完全なる「対称」じゃないの。「対」なの。
相反するもの、同じであって別のもの。そういうやつ。
何より”対”が好きなので死んじゃうよねそりゃ。
対って、別なのに同じ、同じなのに別だから好きなんですよ!!!わかる!!?わかるでしょあれ観たら!!!!!!!!!
色、布地全てが別で、対。兄と弟。
解散までのゆっくんの使い方(使われ方)、「挑戦者」だと思っていたんですよ。
センターは、勝者は圧倒的に兄だけどそれに向かっていく「挑戦者」。
それが今回「対等」だったんだもん。
並び立つ者。属性の違う、隣に並ぶものでしょ…。
補色の赤と緑。平安の色合わせ。
紫のゆかりも平安イメージの曲ではあるけど、あっちは平安感特になかったんですよね。
それが今回視覚でそれを…お出しになってきて…死…。

ラスト揃っての見栄切りが美しすぎて毎度心臓がお留守です。
あの時だけ、時間が突然ゆっくりになる感覚がある。そして重力が消失したような。神域に入っちゃったのか?????
この辺で既に手を握り締めてて拍手ができなくなっている。


・Fire bird
分かる人いない気がするんだけど、この曲の出だし、.hack//G.Uのハ長調ラ音が鳴るときの空気って感じがするんだよ。「俺は…ここにいる…!!!!」
私は""存在証明""が何より好きなんだ…

刀をキャッチする前、二人が揃って同じ振りをするところ、二羽の鳥が降り立ったんだな…という感じがする。降臨。
本当にこの兄弟の殺陣好きすぎるて意識が飛びそうになってしまって、もう、わからん…わからん…


・光明
これもRin'書下ろしの曲。美しいよね…。
Rin'曲の中でも特にYUKIYOSHIさんの曲が好きなんだよな~。
敦盛もそうなんだけど、兄が扇、弟が刀というのが好き。ああ、そういう解釈してらっしゃるのね…て思って…。
龍と牡丹の影絵もそうだけど、扇の属性が「守」なのが好きなんですよ。
それによって攻撃することはできないけれど、守り受け流し転じるものとして存在している。

今回すっごい頻度で扇咥えてて情緒がめちゃくちゃです。反則でしょう。
羽織を脱ぐと、周りと同じ「青」なのに圧倒的に抜きんでる兄と、周りと一人違う鮮烈な「赤」の弟、好きすぎて死んだ…。何回死ぬんだ。

サビメロで、三回振り返る部分がなぜか異常に好き。


ゆっくんの槍が終わった後、センターから扇を咥えて出てくる太一くんめちゃくちゃに強い。
不可侵の結界があって人界のすべてが通用しないみたいな(?)「人間の武器では傷つかぬ」
センターに来てやる扇くるくるもめっちゃ好き。手印を結んでるような雰囲気あるよね。あそこで陣が完成して術が発動する準備が整ったみたいな。
そして直後の千手観音の美しさ。
これ、一度だけドセンターで観れて格好良くて最高すぎて一瞬脳がバグった感じした。処理が追い付いてないよ!!

ラストの群舞、センターが兄妹弟のトライアングルなの神懸っててこの構図考えたのやばすぎないかと思ってしまった。
私散々「高天原から中つ国に降りてきた兄弟神」とかわめいてるんですけど、あゆちゃんは天つ神の位置にいる気がする。属性が。
巫女っぽい。高次元の神を降ろしてる…みたいな…。
概念の話をしてますよ概念の。上で書いたのも全部概念の話ですよ。
私の語彙力じゃなんにも表現できなくて苦しい。高村薫銀色夏生に言葉にしてほしいもん(????)

 

 

ほんともうラストの流れが好きすぎるのとびっくりするくらい歳々年々に心臓と頭をやられてしまって、感情をどうしたらいいか分からないし出力できないしでもうそこらへん走り回るしかないのではとなりました…。
なかなかないよこんなこと。
一応絵描きのはしくれとしては、何かとんでもない感情を入力してしまったら出力方法は絵しかない訳なんですが、完全に出力技術がね…なさすぎてね…。
結局描いたけど。
やっぱ描いたらちょっとだけ落ち着けました。ウン、出しておくの大事だね…。

 

 

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一つ、たった一つ心残りなのは矢崎さんが来なかったことだよおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!なんで!!!!!!!!来なかったんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
岐阜で弁天やらないと許さないよ!?!?!?!?